おめでたい百寿祝い|百寿の読み方とお祝いする年齢、百寿祝いにぴったりの贈り物をご紹介!

100歳を迎えたことをお祝いする百寿は、おめでたい長寿祝いの一つであり、思い出に残るようなお祝いにしたいと考える方が多いでしょう。
ただ、百寿をお祝いする際に、「数え年と満年齢どちらでお祝いするのだろう」「百寿祝いにぴったりな贈り物には何があるのかな」など悩むことがあるかと思います。
この記事では、百寿の読み方や他の呼び方、百寿をお祝いする年齢、百寿祝いにぴったりの贈り物についてご紹介します。
目次
1. おめでたい百寿のお祝い

60歳の還暦から始まる長寿祝いは、70歳、77歳…と続き、3ケタ台となる100歳が百寿のお祝いとなります。
80歳や90歳、99歳も十分長寿と言える年齢ですが、100歳となると1世紀生きたことになりますので、大変おめでたいお祝いであるとともに人生の大きな節目となります。
おめでたい百寿のお祝いには、家族で日程を揃えてきちんと長生きをお祝いしてあげるのが望ましいです。
おめでたい百寿のお祝いですが、「百寿」は何と読むのか、百寿には何を贈ればよいのか悩まれる方が多いです。
百寿の読み方やおすすめプレゼントを確認して、百寿についてより知っていき、素敵な百寿祝いを計画しましょう。
百寿の読み方や他の呼び方について

百寿は年賀の中の一つで、「ひゃくじゅ」または「ももじゅ」と読まれます。
年賀とは、還暦を始め、米寿や白寿などの長寿のお祝いのことです。
百寿は、百の字が表す通り、100才を祝います。
ただ、百寿には他にも呼ばれ方があり、100年は1世紀となりますので、紀の字を表して「紀寿」と書く場合もあります。
ちなみに、百寿は、100才なので、かなり高齢でのお祝いとなります。
今までは、80才以上が長寿のお祝いの中間の目安とされていました。
80歳は中寿と言われて、60才以上を下寿、100才以上になると上寿と言われています。
しかし、現代の日本は世界一の長寿国であるのですが、平均寿命はどんどん延びていき、80才や90才の方々が多くて元気に過ごされている方もたくさんおられます。
それゆえに、長寿をお祝いする年齢層の中間の目安が変わるとともに、さらに高齢な位置で新しい長寿をお祝いする言葉が誕生するかも知れないのです。
百寿をお祝いする年齢や最近の傾向

百寿は、生まれた年を1歳として、以降、翌年の元旦に1歳ずつ年齢に足していき、100才に達した年にお祝いをします。
この年齢の決め方の方法を数え年と言います。
しかし、年々数え年で年齢を数えてお祝いする方は減っている傾向にあります。
そして、代わりに多くなっていってるのは、生まれた年を0歳として、以降誕生日を迎えるたびに1歳ずつ年齢を足していく「満年齢」という方法です。
百寿祝いは、白寿という年賀の次に、できたと言われています。
そもそも100才を迎える方がほとんどおらず、必要性が無かったために、昔はなかった長寿のお祝いです。
百寿のお祝いにぴったりの贈り物

長寿のお祝いの贈り物には、ちゃんちゃんこなどがありますが、それぞれの年賀によって決まった色があります。
百寿の場合にはさまざまな諸説があり、白寿と同じ白や、米寿と同じ金色、百という字を「もも」とも読めることから、ピンク色などです。
100歳をお祝いする際には是非記念にプレゼントを用意してお祝いしたいという方が多いかと思いますので、人気のプレゼントをここではご紹介します。
・プリザーブドフラワー

長く美しい状態を保つことができるプリザーブドフラワーは、今後の長寿や健康を願うアイテムとして最適です。
百寿祝いのテーマカラーであるピンク色や白色、黄色など華やかな色合いのプリザーブドフラワーを贈ると喜ばれるでしょう。
プリザーブドフラワーは壁に立て掛けられるタイプのもの、ボックスに入っているもの、置時計と一緒になっているもの、写真立てがセットになっているものなどさまざまな種類がありますので、百寿の方の好みに応じて選びましょう。
・ケーキなどのスイーツ

甘いものが好きな方であればケーキなどのスイーツのプレゼントもおすすめです。
家族が協力して作った手作りケーキも喜ばれますし、表彰状タイプのケーキや似顔絵がプリントされたケーキなどもサプライズにピッタリです。
ケーキは場を華やかにしますし、百寿祝いの食事会の後に家族みんなでワイワイ楽しむことができるという魅力があります。
・ピンク色のちゃんちゃんこ

長寿祝いの定番といえばちゃんちゃんこのプレゼントです。
60歳の還暦祝いや70歳の古希祝いはまだまだ現役という年齢ではありますが、100歳の百寿はまさしく長寿にふさわしく、ちゃんちゃんこを抵抗なく着用してもらえるでしょう。
ピンク色のちゃんちゃんこを着てもらって家族で記念撮影をしたり、撮影した写真をフォトフレームやアルバムに入れて贈るのも素敵です。
最近では、長寿祝いギフトにちゃんちゃんこがセットになっていることも多いので、購入の際に確認してみましょう。
・実用的なタオルや箸、湯呑みなど

百寿祝いのプレゼントでは、タオルやお箸、湯呑みなど日常で使いやすいアイテムも人気があります。
日頃から使いやすい実用的なアイテムは自然と手に取ってもらいやすく、長く愛用してもらえるでしょう。
最近ではお箸やお茶碗、湯呑みなどの実用的なアイテムに名入れをしてくれるお店も多いので、記念に残る品を百寿祝いに贈りたい場合には利用するのがおすすめです。
・似顔絵

可愛いお孫さんからの似顔絵のプレゼントは百寿を迎える方にとって大変うれしいものです。
また、最近ではプロに似顔絵を描いてもらってプレゼントするのも人気です。
似顔絵にはフレームや額に入れるタイプのもの、お酒タイプのもの、置時計に描かれているもの、名前詩とセットになっているものなどさまざまなタイプがあります。
温かみのあるタッチで本人そっくりに描いてもらうことができ、百寿祝いの記念品として最適なプレゼントです。
・名入れ酒
おめでたい百寿祝いには、華やかさや豪華さを演出するお酒のプレゼントもおすすめ。
お酒のプレゼントはお酒が好きな方には特に喜ばれる贈り物となりますし、家族みんなで楽しむことができるという魅力があります。
百寿をお祝いして特別なお酒を贈りたい、気持ちを込めて贈りたいという場合には、名前やメッセージを入れた名入れのお酒がおすすめです。
「祝百寿」「いつもありがとう」「これからも元気で」など気持ちのこもったメッセージや記念日などを入れることができ、世界に一つのオリジナルのお酒を贈ることができます。
お店によっては、百寿の方が生まれた年の新聞を添えてくれるところもあり、百寿祝いをより盛り上げることもできます。
百寿祝いにお酒を贈る際には、百寿の方がお酒を飲まれても大丈夫かどうか健康状態を把握したうえで選ぶようにしましょう。
お酒が厳しい場合は、名入れのノンアルコールもあるので、喜ばれる贈り物を探している人にはオススメです。
百寿祝いは健康状態を配慮して開催しよう

百寿のお祝いをされると言うことは、一世紀を生きているわけです。
感慨深くすごいことですが、高齢であるために、健康状態が不安定な方も多いです。
そのため、お祝いの席を設ける際には、百寿を迎える方の健康に配慮しながらお祝いをしましょう。
まとめ

百寿の読み方とお祝いする年齢、百寿祝いにぴったりの贈り物をご紹介しました。
長生きをする方が増えた日本ですが、百寿祝いに触れる機会はあまりないという方も少なくありません。
百寿は何と読むのか、お祝いする年齢は数え年か満年齢か、どういったプレゼントが百寿祝いには人気があるのかを本記事で参考にしながら、百寿の方に笑顔になってもらえるような百寿祝いを演出してみてくださいね。