ふじの井酒造（新潟県新発田市）

酒蔵の位置

ふじの井酒造は新潟県新発田市藤塚浜に位置した酒蔵で、新潟地酒を味わえる酒蔵の一つです。
「ふじの井」という名前は「不二の井戸」という藤塚浜の井戸からきています。

「不二の井戸」の歴史

昔、藤塚浜周辺には良い水が出ないと言われてましたが、この井戸だけは違いました。汲んでも汲んでも尽きないことから「不二の井戸」と呼ばれるようになりました。
この井戸水を酒造りに使うことから「ふじの井酒造」という名前になったのです。

多数の受賞歴をもつふじの井酒造

そんなふじの井酒造は毎年、新潟県内で厳選された米を使い、酒造りをしています。そして鑑評会でも入賞することも多くあり、金賞や優秀賞も数多く受賞しています。

ふじの井の各種ブランドの紹介

ふじの井、大吟醸は酒造好適米を40%まで磨き上げ、長期低温発酵させ、フルーティな香りで口当たりもまろやかな甘口で飲みやすいお酒です。
ただ甘いだけでなく、スッキリとした後味の良さもあるので飲みやすくなっています。


全く異なる味わいのお酒が新潟限定の本醸造辛口原酒です。
原酒なのでアルコール度数も高く、キレの良い辛口となっています。大吟醸のような甘さは全くなく、お酒本来の味わいをそのまま感じることのできるお酒です。
キリッとした味わいなので、どんな料理にも合いやすく、酒のあてを選ばないお酒と言えます。

ユニークな取り組み

ふじの井酒造にはユニークな商品には、「うる星ヤツら」で知られる漫画家の高橋留美子先生の出身地であることからラベルにラムちゃんや「らんま２分の1」、「めぞん一刻」のキャラクターを描いた日本酒の他
ラムちゃんをラベルデザインしたラム酒ベースのチョコ味リキュールもあります。

ふじの井酒造の立ち位置

このようにふじの井酒造には米のフルーティな甘さを引き出した大吟醸やキリッとした味わいの本醸造など、同じ酒蔵でも全く味わいの異なるお酒があります。
しかも新発田市出身の高橋留美子先生の漫画キャラクターをラベルデザインしたユニークなお酒もあり、地元密着の多種の嗜好と共に、旅行者の」お土産として酒が出荷されています。