マタニティ結婚式とは?結婚式プランの特徴や準備期間などをご紹介!
最近ではお腹に新しい命を宿した状態で結婚式を挙げる女性は少なくありません。
ただ、妊娠した状態でのマタニティ結婚式では、周りが配慮をしたり、自分自身が体調面で気を付けたりと、結婚式で注意しなければならないことがたくさんあります。
この記事では、妊婦さん向けの結婚式プランの特徴や準備期間、マタニティ結婚式で必要不可欠なことについてご紹介します。
目次
マタニティ結婚式について
マタニティ結婚式とは、花嫁の妊娠中に結婚式を執り行うことであり、授かり婚の場合や結婚準備中に妊娠がわかった場合などに行われることが多いです。
マタニティ結婚式はスピード婚、おめでた婚、授かり婚と言われていて現代の若い人達の結婚式の主流の一つともなっています。
ただ、妊娠中だからこそ気をつけなければならないこと、妊娠中だからこそ嬉しいこともあります。
マタニティ結婚式の場合には、一般的には妊婦が安定期に入った5、6ヶ月ぐらいが多いとされています。
しかし、まだお腹が目立たないうちにウェディングドレスを着たいという新婦の希望で3ヶ月未満で式を挙げる場合もあるでしょう。
ただ、まだ安定期に入っていないこの時期だとつわりがひどく、食べ物やブーケなどの花の匂いにも敏感になってしまうので、注意が必要でヘアメイクにも工夫をします。
特に、つわりがピークになりやすい7~11週目あたりで結婚式を迎える場合は、つわりが起きた時のことを考えて備えておくことをおすすめします。
お腹が大きくなる7ヶ月以降でも似合うドレスがあるため、無理をして急ぐ必要はありません。お腹が大きくなって動くことが難しくなっていても、ウエストを締め付けないドレスを選んだり、移動の少ない進行にするなどで負担を減らすことはできます。
妊婦さん向けのプランについて
近年マタニティ結婚式が増えていることから、今はどの式場でも妊婦さん向けのプランが数多く用意されています。
ウェディングドレスは締付けの少ないゆったりとしたもの、転倒は絶対に禁物なので裾の長いロングドレスでないものを選びます。
妊娠中の新婦さんも多いので、ドレスの種類は数多く白やカラードレスや和装も用意されています。
新婦にとっては一生に一回のことですからドレスにはこだわりたいものです。
体を冷やさないように袖付きやファーを使用して負担を少なくしてそれでいて綺麗な演出を楽しみたいですね。
もちろん、当日の体調によって細かいお直しにも式場は対応できます。
ウェディングプランナーもマタニティ結婚式に慣れているので無理のないプランを一緒になって考えてくれます。
妊婦さんには安全が第一なので挙式の際、式場や披露宴会場で歩く導線を考えます。
高砂席にこだわることもないので新郎新婦席はソファにして工夫することも可能です。
妊婦さんが万が一急に体調の変化があり具合が悪くなった際にもきちんと休憩室が用意されています。
マタニティ結婚式は準備期間が短い
マタニティ結婚式は通常より時間がないのが特徴です。
通常1年前、半年前から準備をする人が多いのですが、3ヶ月前から急いで準備をしなければなりませんし、もっと期間が短い場合もあります。
ただ、そのために挙式を諦めてしまうのはもったいないことです。
出生前、出生後の結婚式はほぼ100パーセント、出生前の結婚式もかなりの割合を占めています。
メールや電話で詳しく打ち合わせれば、細かい部分を決めることも可能です。
出生後だと赤ん坊がいて子育てに新人ママが慣れなくて、バタバタしているのに比べれば出生前の方が余裕があります。
最近は、出産後しばらくしてから行う結婚式も人気です。子どもが1歳の誕生日を迎えた頃に、ファミリーウェディングとして結婚式をあげると、小さな子どもが参加できるリングボーイなどの演出も可能となります。
このように、出産を控えている時期に無理をして結婚式を行う必要はありません。体調と相談しながら、良い時期を見極めましょう。
もし、出産前に結婚式をしたい場合、急ぐためにあまり時間はなくても、プランナーはきちんと短期間でのプランを立ててくれます。
妊娠が分かり、安定期に入る6か月までに結婚式を行いたいとなれば、長くても3か月程度しか準備期間はありません。あまりに短い期間の中で、結婚式が本当に行えるのか不安になるかもしれませんが、マタニティ対応のプランを設けている式場ならきちんと対応してもらえるため、相談してみましょう。
ドレス選び、招待状発送、料理メニュー選択やメイクリハーサルも短期間で可能です。
妊娠出産には多額のお金がかかりますので、プランナーも無理のないプランを立ててくれます。家族、親友だけを呼ぶアットホームな式も心温まります。
マタニティ結婚式の会場選びのコツ
マタニティ結婚式では、妊娠中の花嫁が安心して式を楽しめることが会場選びの大きなポイントととなります。
特に、多くの女性が意識するポイントとしては、マタニティ専用のウェディングドレスが豊富に用意されていることが挙げられます。
通常のウェディングドレスよりも、体の締め付けが気にならずお腹が目立たないのがマタニティ専用のウェディングドレスの特徴。
人生に一度の結婚式で自分好みの花嫁衣装で結婚式を迎えたいという花嫁の希望に沿えるよう、マタニティ専用のドレスや和装が充実している会場は人気があります。
また、今後の出産費用のことを考えて会場費用が安く抑えられる会場を選んだり、体の負担を減らせるよう自宅から近い場所を選んだりするのもポイントです。
その他、マタニティウェディングを何度も行ってきたプロのプランナーさんがいることや、妊婦に配慮した料理を提供してくれる会場なども人気です。
妊娠中は何度も会場に足を運ぶのは難しくなりますので、事前に新郎新婦でこだわりたいポイントや見ておきたい点などをまとめておくのをおすすめします。
マタニティ結婚式で必要不可欠なこと
マタニティ結婚式で必要になるのは新郎新婦以外の家族や友人達の協力が不可欠です。
新郎新婦の父母や同胞がブーケやウエルカムボードを作ったり、引出物を選んで用意したりするなど頼れるところは頼ってしまいましょう。
また、妊婦さんは体調の変化に敏感です。2次会までは無理をして行わなくてもいいでしょう。
改めてお祝いの席を友人達と設けてもいいわけですし、新婚の新居にお招きしてもいいわけです。
式の友人挨拶は新婦に対して、そしてお腹の赤ちゃんに対して行われます。
新郎新婦の親御さんもまずは新しい命を喜んでくれます。
新郎新婦、出席者にとって一生の思い出となります。
嬉しいのはそうやって家族友人の協力が手厚いとお互いの絆が深まることです。
お腹に赤ちゃんがいる新しい命を宿した新婦の事を出席者全員が祝福してくれます。
赤ちゃんが成長して大きくなった時には自分も両親の結婚式に参加できたのだと喜びます。
マタニティウェディングは余裕をもった進行で
安定期に入った時期であっても、無理は禁物です。式の途中で体調が悪くなった時には、いつでも休憩できる部屋があることや、スタッフの協力が得られるかどうかは重要なポイントとなるでしょう。
新郎新婦の座る席はソファにして負担のない姿勢で行えるなど、細かな配慮をしてくれる式場であれば、より安心です。
当日の進行は、あまり無理のないように詰め込みすぎないようにして、精神的なストレスがかからないように注意しましょう。