結婚式であっと驚くゲストへのおもてなしの方法
結婚式を控えた新郎新婦にとって、悩みの種の一つとなるのがゲストをおもてなしする際の演出でしょう。
ブーケトスやキャンドルサービス、ケーキ入刀などの演出を考えたり、ゲストを飽きさせないようにムービーを作ったりと準備には時間がかかるもの。
どうしたら皆に喜んでもらえ、満足してもらえるかと、あれこれ考えると同時に、新郎新婦のこだわりを見せたいと考えることもあるでしょう。
この記事では、ウェルカムスペースや入場シーン、オープニングムービーなどの結婚式で行うおもてなしに関する演出についていくつかご紹介していきます。
結婚式のおもてなしについて
招待状は結婚式に使うペーパーアイテムの一部であり、手作りして新郎新婦オリジナルの物を作る方も少なくありません。
そして、結婚式の会場についてからは、ウェルカムボードやフォトブース、席札やメッセージカードなどでゲストをお出迎えします。
結婚式が始まってからはオープニングムービーやスピーチ、余興などさまざまな形でゲストを楽しませることができます。
結婚式のおもてなしの演出には、ゲストに感謝の気持ちを伝えたり、新郎新婦の個性を伝えたりする意味があります。
当日結婚式に来てくれるゲストの中には、新郎もしくは新婦のことをあまり知らないまま当日を迎えるという方が多いです。
そのため、演出の中で二人がどういった人柄なのか、どんな人となりを歩まれてきたのかなどがわかると、親近感がわくとともにこれからの夫婦生活を応援したいという気持ちが高まる効果もあります。
そして何より、いつもお世話になっていることや、結婚式に来てくださったことへのお礼、これからの付き合いをお願いする気持ちを伝わることが大事です。
新郎新婦二人にしか作れない個性溢れるおもてなしで、結婚式に来てくれたゲストを楽しませましょう。
結婚式のおもてなしの人気演出
それでは結婚式のおもてなしの人気演出をいくつかご紹介します。
ゲストに満足してもらえるような演出にはどういったものがあるのか、具体的な例を見ていきましょう。
ウエルカムスペース
まず、最初のおもてなしを演出できるのはウエルカムスペースでしょう。
ウエルカムスペースは、ゲストを出迎えて一番最初に見てもらう場所です。
素敵なウエルカムボードやフォトボードで、二人のことをよく知ってもらうようにすることができます。
ユニークな似顔絵や、手作りのウェルカムボード、手作りの小物、結婚式のテーマにちなんだ装飾など、工夫次第で色々な印象を与えることができます。
ウェルカムスペースは、比較的お金をかけなくても手作りによって演出しやすい空間です。DIYや手芸に興味のある新郎新婦やその友人で作り上げるのも良いですね。
また、このウエルカムスペースに飾るものによって、結婚式のテーマが分かるようにするなら、大事なゲストにも二人の思いがしっかり伝わることでしょう。
席札
また、結婚式でのおもてなしとして是非とも行なってみたいことの一つは、ゲスト一人ひとりに宛てられた心のこもった席札のメッセージです。
見た目はごく普通の席札に見えますが、中を開いてみると手書きのメッセージがかかれているというものです。
一人ひとりに宛ててメッセージを書くには、相当の時間と手間がかかることは当然ゲストにも分かります。
プチサプライズとしてゲストに喜んでもらえること間違いなしと言えるでしょう。せっかく一人ひとりにメッセージを書くのですから、誰にでも当てはまるような言葉を書くのではなく、その人に向けたメッセージにしましょう。
参加するゲストの中には子どももいますし、中には子どもたちを家に残して参加している方もいるものです。
そんな小さなゲストにも温かい気遣いをたっぷりと示したいと思うことでしょう。
それで、子どもの年齢に合わせた小さなプレゼントを準備して席札と一緒に置いておくなら、子どもたちにも親たちにも大変喜ばれる素敵な演出となります。
新郎新婦の入場シーン
どんなゲストにも喜んでもらえるおもてなしの中には、新郎新婦の入場シーンを個性あふれるものにするというものがあります。
成功の鍵は一つのテーマを決め、それに沿って上手に演出することです。
場合によっては、会場の後方にある扉を開いて入場するといった一般的な方法から離れてみるのもよいでしょう。
ガーデン側にある扉から入場するなど、ゲストが思いも寄らない方法で入場するなら、サプライズ登場として喜んでもらえます。
オープニングムービー
さらに、結婚式での素晴らしいおもてなしとなる演出の一つは、オープニングムービーを流すことでしょう。
もちろんオープニングムービーの準備には多大の時間がかかるものですが、その価値は十分にあるものです。
一生懸命に作ったオープニングムービーを見たゲストは大喜びしてくれるとともに、二人に注目が集まり、温かいお祝いの言葉をたくさんいただくことができます。
中には、新郎が新婦に内緒で準備したものが流され、新婦が感動の涙を流すといった感動的な光景を見ることもできます。
オープニングムービーは、これから披露宴が始まるといったタイミングで流されます。そのため、新郎新婦がどのような人物なのか、知らない人も親しみを感じるような自己紹介や、二人のなれそめなどを中心に構成するのが一般的です。
動画編集をして自作する方法や、業者に依頼する方法があります。
ご当地ドリンク
披露宴となれば、お酒や乾杯がつきものですが、お酒を準備する際にご当地ドリンクを準備しておくのもよいでしょう。
例えば、新郎の地元がワインで有名な所であれば、ご当地ワインを皆にふるまうのもお洒落です。
ゲストの方々にご当地のものを味わっていただくとともに、皆に地元を知ってもらう大変良い機会となるからです。
結婚式というおめでたい機会に、珍しいご当地ものをいただけるのはゲストにとっても思い出に残ることとなるでしょう。
友人によるスピーチ
何と言っても、会場全体を喜びの涙や感動で包む演出と言えば、友人によるスピーチでしょう。
親しい友人であるからこそ知っている色々なエピソードや祝福の言葉は、結婚する新郎新婦はもちろんのこと、全てのゲストの笑いや涙を誘うはずです。
そんな友人スピーチによって会場全体が温かい雰囲気に包まれることでしょう。
ケーキ入刀
さらに、新郎新婦が用意されたケーキにナイフを入れるケーキ入刀も結婚式には欠かせない大事なものです。
結婚した二人が行う初めの共同作業であり、結婚を祝福するゲストに幸せをおすそ分けするという意味も込められています。
通常はウエディングケーキが既に置かれているものですが、あえてケーキを運んできてもらうというスタイルにするのも素晴らしいおもてなしの一つとなります。
例えば、家族や友人にケーキを運んできてもらうようにするなら、アットホームの雰囲気を醸し出すことができます。
ウェディングケーキの時間に、もうひとつ、グルームズケーキを準備するのもおすすめです。グルームズケーキは、新郎の趣味などにちなんだケーキのことで、デザインのバリエーションは多種多様。ウェディングケーキに比べると、はるかに自由度が高いため、あっと驚くケーキに仕上がります。
このグルームズケーキをきっかけに、新郎新婦についての話題が広がり、少し変わった演出にゲストも楽しんでもらえるでしょう。